２０１８年１０月２９日午前、明治神宮にて高円宮絢子さまと守谷慧さんの結婚式が執り行われました。これで綾子さまは正式に皇室を離れられます。
ところで、２０１４年先にご結婚された典子さまの時のことで、覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、引き出物として配られた「ボンボニエール」なる聞きなれない代物。
あなたはご存じでしたか？？？
ボンボニエールとは
ボンボニエールとはフランス語でボンボンつまり砂糖菓子やチョコレート、
キャンディなどの小菓子を入れる器のこと。
ヨーロッパでは子供の誕生や、結婚式などお祝い事にはドラジェ（砂糖菓子）
を配る習慣があり、それが日本の伝統と融合し、明治以降皇室においては
慶事の際の引き出物としてボンボニエールが用いられるようになった、との
ことでした。
ボンボニエール自体はさまざまな材質のもので作られますが、今回の高円宮家
のものは「陶器」で、中には金平糖が入っていたそうです。
絢子さまのボンボニエールはこれだ！
絢子さまのお印は「葛 （くず）」
宮内庁公開の写真を見ますと、絢子さまお印の「葛（くず）」をあしらった上に
高円宮家の紋である「高円宮菊」（左）と右は守谷家の家紋でしょうか？
二つの家紋が並んでいます。
画像では判別しかねますが、守谷家の家紋は
「丸に三つ柏（まるにみつかしわ）」
のように見えます。
実際はどうなんでしょうね。
お姉さまの典子さまのときは、出雲大社神職千家の家紋のみが中央にばーん！
と描かれていましたから、宮家の家紋と民間人の家紋が並ぶというのは
かなり異例なことではないでしょうか。
贋物かホンモノかオークションに出回る皇室の宝物
今もヤフオクで「ボンボニエール 皇室」と検索すると、それらしきものが
たくさん出てきます。
それどころか過去には「明治天皇の皇女の振袖」「昭和天皇即位礼の太刀」
「香淳皇后御真筆」・・・等々
皇室ゆかりの品々と思われるものが多数オークションに出品されていたと
して、その真贋（ホンモノかニセモノか）が話題になりました。
有識者の見解によると、ボンボニエールや着物などは、贋作を作っても採算
が合わないとのことでまずホンモノに間違いがないとのことなんです。
となると皇室から賜ったものをオークションに出す不届き者がいるんですねぇ。
残念ですが。
今回の絢子さまのボンボニエールは、参列者の方々の御宅で大事にされます
ように♪
