「重体」と「重傷」の違い知ってる?

事故の報道で使われる被害者のけがの状態を示す言葉。「重体」と「重傷」の違いを知っていますか?知っているといないとではニュースの見方が違ってきます。そしてどうぞ被害者の方の回復をご祈願くださいね。あなたの祈りは届きます。

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「重傷」とは?

全治30日以上を要する大怪我(おおけが)
命に別条はない

全治30日未満の怪我については「軽傷」とされる

「重体」とは?

脳や内臓の損傷、病気によって命に関わる危険な状態

「意識不明の重体」といった使われ方をします。

では「重症」とは?

前述の「重傷」と音が同じ「重症」ですが、どういった意味で使い分けがされているのでしょうか?

「重症」は、
内科疾患すなわち病気の程度の重いものに使われます。

重症 < 重篤 < 危篤
命に別条はない < 命に関わる < 数日のうちに死が迫っている極めて差し迫った状態

このように使い分けられているようです。

まとめ

重傷・・・怪我に使われる。命に別条はない。全治30日以上の重い怪我。
重体・・・怪我にも病気にも使われる。命が危ない。
重症・・・病気に使われる。命に別条はない。

以上です。
参考になれば幸いです。

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