【箱根駅伝】中央大学チームと選手紹介 悔し涙から一年 名門チームの新たなスタート

中大は、じつは史上最多の6連覇を誇るチームです。第26〜44回大会の19年間で、中大は10勝もしているんですね。当時は全国高校駅伝1区の区間賞獲得者はみな中大に入学していたほど。中大陸上部は”エリート集団”と呼ばれていた時代もあるんです。
昨今は、優勝争いができるほどの力はなかったものの、「箱根」に出場するのは当たり前のことでした。ところが、昨年屈辱の予選落ち!そんな名門・中大が今年は一年ぶりに「箱根」に戻ってきます。どんなレースを見せてくれるのか楽しみです。

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チームデータ

たすきカラー:赤に白
監    督:藤原 正和(ふじわら まさかず)
中央大→監督就任(2016年)チーム指導年数2年目

前回、予選会で時点に甘んじ、出場機会を逃した中大。
昨年度監督に就任した藤原は、自身も中大陸上部のOB。
在学当時は、箱根駅伝では1~3年時に山登りの5区を担当し1年時に区間賞を獲得。
このうち2001年、2年時(第77回箱根駅伝)では前を行く法政、順天堂をかわし、中大37年ぶりとなる往路優勝のゴールテープを切る、という輝かしい経歴の持ち主です。

予選落ちからの最短復帰というのは実は非常に困難なのです。
それを就任二年目で成し遂げた功績は非常に大きいと言えるでしょう。

「箱根」の結果を反映し、「出雲」や「全日本」の大会にも出場しておりませんので、やはり経験不足感は否めませんが、1、2年生を半数以上エントリーしてきたので、今後に繋げるつもりで是非頑張ってほしいと思います。

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選手紹介 区間エントリー

区間 選手名 学年 出身高校
1区 舟津 彰馬(主将) 2年 福岡大大濠
2区 堀尾 謙介 3年 須磨学園
3区 川崎 新太郎 1年 水口東
4区 江連 崇裕 4年 水城
5区 畝 拓夢 1年 倉敷
6区 冨原 拓 2年 尽誠学園
7区 安永 直斗 2年 世羅
8区 神崎 裕 3年 西京
9区 池田 勘汰 1年 玉野光南
10区 竹内 大地 4年 中京大中京
補欠 関口 康平 3年 幕張総合
補欠 中山 顕 3年 伊奈学園総合
補欠 苗村 隆広 3年 西脇工
補欠 岩佐 快斗 2年 大磯
補欠 大森 太楽 1年 鳥取城北
補欠 加井 虎造 1年 西脇工

見どころ

昨年、全国高校駅伝で優勝の倉敷高校(岡山)で1区を担当した畝(1年)が、山上りの5区を担当するのは要注目ですね。

また、前回「関東学生連合」枠で2区を担当した堀尾(3年)が今年は自校のチームで同じ区間を走ります。経験者であり、エースである堀尾のリードは非常に頼もしく、期待したいところです。

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