世間を騒がせた「声優のアイコ」こと神いっきによる連続昏睡強盗事件。
このアイコがいわゆる「おなべ」性同一性障害だったのですよね。にもかかわらず父親不明の子供を獄中出産した・・・ということで世間を騒がせました。
先日発売された『FLASH!』にこの件が取り上げられていました。
神いっきの生い立ちと本名
1984年生まれの35歳(2019年現在)
長崎県南松浦郡出身
千葉県船橋市立若松中学校卒業
同中学の卒業アルバムによると本名は「神 清香」
本人によると、中学の頃から「自分は男性である」と自覚するようになったと言います。
中学時代といえば、男子と女子の体育の着替えが更衣室で別れるようになりますよね。その際、自分が女子の着替える部屋にいていいのか?と違和感を感じたことがきっかけだったそうです。
神の父親はゴルフショップを個人で経営していたが自己破産し、その後はギャンブルにはまって借金が膨らんだといいます。それもあってでしょうか。キレやすい父親の暴力には悩まされていたようです。
もし裁判で主張したように「解離性同一性障害(多重人格)」だとするとこのあたりに原因がありそうだと認められるかもしれません。
両親は?裁判での母親の証言
神には、両親と兄がいます。
兄とはもう10年以上も会っていないという関係だそうです。
母親は、裁判において証人喚問で証言をしています。
急に幼児のようになって甘えてきたかと思えば、あるときは低い男のような声でつぶやいていたこともあったと。
「解離性同一性障害(多重人格)」を認めさせたい弁護側の作戦ですね。
ですが、残念ながら「解離性同一性障害(多重人格)」による犯行とは認められませんでした。
男の体を維持するためだったのか
はたまた付き合っていた女性にお金を送るためだったのかはわかりませんが、お金に困窮し、犯行に及んだと考える方がつじつまが合うのですよね。
画像引用元:FLASH
獄中出産した子供は?
2014年12月、神は獄中で女児を出産しています。正確には出産は都内の病院で行われています。
自分の女性としての性を否定しているはずなのになぜ出産!?
妊娠は不慮の事態だったとしてもなぜ出産を決めたのでしょう・・・疑問は残ります。
妊娠をするような行為をしたり無理やりされた覚えもない=自分にとって不利益な事態も記憶にない
ここでも「解離性同一性障害(多重人格)」をアピールする目的が感じられます。
子供の父親については、昏睡強盗を働こうとした相手に逆に返り討ちにあったものだろうと本人が語っており、被害届も提出しているそう。
子供はすぐに乳児院に引き取られ、神が出所するまでは施設で育てられると思いますが、この子が大きくなって自分の出自を知ったときのことが心配です・・・。
判決 懲役10年確定へ〈2019年1月29日付〉
「声優のアイコ」を名乗り睡眠薬を男性に飲ませて金品を奪ったとして、4件の昏睡(こんすい)強盗罪などに問われた無職、神いっき被告(35)について、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は被告側の上告を棄却する決定をした。懲役10年とした1、2審判決が確定する。29日付。5裁判官全員一致の結論。
弁護側は「神被告は多重人格者で、犯行時は別人格だった。刑事責任はない」と無罪を主張したが、1審東京地裁は「犯行時と(平常時の人格だったとされる)犯行以前で一貫性がある。別人格による行動として説明するのは困難だ」と指摘し、完全責任能力を認定。2審東京高裁も1審判決を支持した。 産経ニュース
