不眠症とは?

そもそも不眠症の定義って

「明日大事なプレゼンがあって緊張で眠れない」
「夕方にコーヒーを飲んだものだから目が冴えて寝られない」
誰しも一日や二日なら眠れない夜を経験したことがあるかと思います。

では、実際どの程度で「不眠症」とされるのでしょうか?

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不眠にも種類がある

「睡眠の量または質に関するなんらかの不満」があり、その状態が「「しばしば起こり(週2回以上)」
「1ヶ月以上続いている」こと
またそれによって「本人が苦痛を感じている」か「社会生活に支障が出ている」こと

これらをすべて満たして初めて不眠=睡眠障害と診断されます。
当てはまらないことに越したことはないのですが、下記睡眠障害の種類を見ていきましょう。

入眠障害

いわゆる「なかなか寝つけない」という睡眠障害です。
布団に入ってから寝つくまでに30分もかかるという人はこのタイプの疑いがあります。⇒睡眠診断へ

中途覚醒

トイレやむずむず足症候群のような体の違和感、またちょっとした物音などで夜中目が覚めてしまう症状です。
本人がこれを苦痛と思っている時に障害となります。たとえば、夜中目が覚めることをチャンスとして本人が喜んで仕事や勉強の時間に活用しているような場合には問題になりません。⇒睡眠診断へ

熟眠障害

寝ても寝ても「ぐっすり寝た」感の得られない睡眠の質に問題のある状態です。カフェインやアルコールといった薬理学的な影響で眠りが浅いこともありますし、身体的な要因が問題として隠れていることもありますので長期化する(3ヶ月以上続く)ようなら専門医を受診しましょう。⇒睡眠診断へ

早朝覚醒

早朝覚醒は高齢者に多い症状ですが、高齢者が早く起きることには問題はありません。ただ、本人が苦痛に感じている場合にはこれを緩和する治療もありますので受診してみると良いでしょう。また、気をつけなければならないのが、早朝覚醒はうつ病の初期症状にもあるということです。おかしいと思ったらこれも早めに専門医を受診するようにしましょう。⇒睡眠診断へ

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